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ベーガレ店長 藤本英樹のブログ


by baseballgarage
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靴とは痛いものなんです

皆さんは、
野球のスパイクシューズやトレーニングシューズのサイズを選ぶ時って、
どうやって選んでいますか?

質問が漠然としているので例えをだすと、

【縦幅はジャストサイズだが横幅がきつい靴】

【縦幅に余裕があるが横幅がジャストサイズの靴】


さぁ、どっち?



この例えだと、
多くの方が恐らく横幅がジャストサイズの靴を選ぶと思います。
もしかしたら、横幅がジャストサイズというのも嫌うかもしれません。


お店でお客さんのシューズを採寸している時、
多くの方がジャストサイズを嫌い、ストレスの感じない余裕のある靴を選択します。

しかしながら、これは間違い。上記の例えでいうならば、
【縦幅はジャストサイズだが横幅がきつい靴】これがシューズサイズ選びの正解です。

基本的に、
新品のシューズでストレスを感じない余裕のある靴
というのは選択しない方がいいんです。

それはなぜか?


足の形というのは人それぞれ。
厚みも形も人によってみな違います。しかも左右非対称。

でも靴というのは、
メーカーによってラスト(足型)の形状は違えど形は同じ。
左右も対称に作られています。

自分の足型があれば、それは自分に合ったいいものが出来ますが、
それこそ1足ウン十万はするでしょうね。


よって、【靴というのは元々痛いもの】と思って下さい。

最初は痛いかも知れませんが、そういう風に選んで頂いたシューズは、
履きなれたときに自分の足に合ったジャストサイズになります。

野球はスポーツシューズですから、
履きなれたときにジャストサイズになるという事が重要です。

スパイクに使用されている多本歯金具というのも、
ジャストサイズで効果を発揮するように設計されていますからね。
余裕があるスパイクだと、その効果も殆ど期待できません。

サイズに余裕があるスパイクを履いていると、
足も遅くなりますし、怪我もしやすくなりますし、ハッキリ言っていいとこ無しです。
近年、子供に外反母趾が多くなったのも、正しいサイズを選んでいないのが原因です。


ただ、成長期の子供はサイズも大きく変わります。
ジャストサイズの靴ばかりでは買い換えるのも大変です。

そういった場合は、少し余裕のある靴を選択したくなりますが、
大きくてもコンマ5cmまでにして、インソールでサイズ調整をして下さい。
1cm以上大きな靴は怪我の元になりますから止めた方がいいです。


「でも、履きなれても痛かったらどうするの?」
「もう少し大きな靴を履いてたら、もっと長く履けたのに・・・」

と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、
当店は靴の伸張器【シューストレッチャー】を完備しておりますのでご安心下さい。

シューストレッチャーを使用すれば、
勿論、伸ばすのにも限界はありますが、
縦幅や横幅は勿論、部分的に痛い箇所を伸ばすことが可能です。


シューズにもグラブ同様型があり、
自分の足に合った型を作らなければいけません。

最大限のパフォーマンスを発揮するには、
シューズの型付けというのも必要なんですよ。


当店お買い上げのシューズは、
シューストレッチャーによるシューズの伸張はサービスで行なっています。


グラブ同様に【シューズの型付け】は、
お気軽にご相談下さいね。


でないと勿体無いですから・・・(笑
by baseballgarage | 2009-12-04 23:52 | フジモトスポーツ